日本SATAKE穀粒判別器米质判定器GQI100A 農産物検査機として農林水産省の仕様確認を受けた「穀粒判別器RGQI100A」を、4月1日より発売します。 着色米や割れ米などの混入割合を測定し、米の外観品質を評価する「穀粒判別器」はこれまで、農産物検査員が目視で検査する際の補助機として活用されてきました。昨年11月、農産物流通等の合理化を図る目的で農林水産省が行った告示改正により、農産物検査の一部項目について穀粒判別器による鑑定が可能となりました。これを受けてサタケは、仕様を一部変更した新型機を開発し、農林水産省から農産物検査機として仕様確認を受けました。 穀粒判別器RGQI100Aの詳細 1.特長 (1)「農検モード」を搭載 (2)3方向撮像で正確な測定(特許取得) (3)軽量?コンパクトで持ち運びが容易 (4)操作は簡単?スピーディー (5)パソコン?モバイル機器と連動可能(オプション) (6)醸造用玄米にも対応可能(オプション) 2.仕様 ※白米の測定にはオプションの白米用搬送円盤が必要です。 3.寸法(単位:mm)
穀粒判別器RGQI100A
新たに農産物検査機として発売する穀粒判別器RGQI100Aは「農検モード」を搭載し、農林水産省の規程に則った鑑定を可能としました。また、従来機と同様に、米の表?裏?側面の3方向からチェックするサタケ独自の撮像方式(特許取得)により、カメムシ等による着色部が裏面にのみある場合でももれなく測定できるほか、軽量?コンパクトで容易に持ち運びができ、操作はサンプルを投入して測定ボタンを押すだけと簡単に行えます。
農産物検査の一部項目※を鑑定可能な「農検モード」を新たに搭載。農林水産省の規定に則った鑑定が可能です。
※...着色粒、死米、胴割粒、砕粒の4項目
「農検モード」表示例
サタケ独自の撮像方式により、一粒一粒の米を表?裏?側面の3方向からチェックします。カメムシ等による着色部が裏面にのみある場合でも、表面用カメラに加え裏面用カメラにて撮像することでもれなく測定できます。
3方向から米粒を撮像
着色粒画像例
(裏面の黒点はカメムシ
による着色部)
本体は業界最小?最軽量のコンパクト設計。付属のキャリングバックに収納して、容易に持ち運ぶことができます。
サンプル米を投入し測定ボタンを押すだけで自動搬送?測定が行われ、終了後は自動で排出されるため、操作は簡単です。
オプションを使用してパソコンやタブレットなどのモバイル機器と接続することで、測定結果をわかりやすく表示したり、データ管理を行ったりすることができます。
オプションを組み込むことで醸造用玄米の判別にも対応します。(サタケ工場での組み込み作業が必要)型式 RGQI100A 撮像方式 光源 : LED (赤、緑、青)
センサ : カラー CMOSリニアイメージセンサ ×2
(表面、裏面、側面)
供給方式 : 円盤自動供給方式測定方式 高速画像処理による特徴量抽出 + 独自の判別アルゴリズム 測定対象※ うるち玄米?白米 (低アミロース米をのぞく) 判別項目 玄米???主要項目:6項目、中分類:6項目、小分類:13分類
白米???中分類:6分類、小分類:12分類測定時間 1000粒/約35秒 表示装置 画像表示付タッチパネル方式カラー液晶表示器 印字装置 感熱式プリンタ内蔵 入出力端子 USB2.0×2、RS232C、LANポート データ保存件数 測定結果 10,000件 電源 AC100~240V±10% 50/60Hz (ACアダプタ方式) 質量 2.3 kg